ごきげんよう
真里華です
今日は東洋占い初心者向けに
『十干十二支』について書きたいと思います。
じゅっかんじゅうにしと読みます。
最初に東洋占術で覚える基本のきです。
いまさらな方もいらっしゃると思いますが・・初心者向けに
整理して書いていきたいと思います。
まず、東洋の占いを説明するときに、
必ず、陰と陽の二元論から始まります。
陰陽論
いんようろんと言います。
陽とは、男。父性、大きい、明るい、昼、太陽、精神、天
陰とは、女。母性、小さい、暗い、夜、月、肉体、地
全てのものに陰陽がある！と考えます。
陰陽は、五行といって
木・火・土・金・水の
五行から成り立ちます。
それぞれに2つの陰、陽の干支があり、10の干支を作っています。
甲・こう・・・ きのえ・木の陽 意味は樹木
乙・おつ・・・ きのと・木の陰 意味は草花
丙・へい・・・ ひのえ・火の陽 意味は太陽
丁・てい・・・ ひのと・火の陰 意味はロウソクの火
戊・ぼ・・・・・つちのえ・土の陽 意味は山
己・き・・・・・つちのと・土の陰 意味は大地
庚・こう・・・・かのえ・金の陽 意味は鉄鉱石
辛・しん・・・・かのと・金の陰 意味は宝石
壬・じん・・・・みずのえ・水の陽 意味は海
癸・き・・・・・みずのと・水の陰 意味は雨水
お気づきになった方もいるかもしれないですが
陽の後には〇〇と
陰の後には〇〇え
と付きます。
覚えにくい時は最初
陽が兄で
陰が弟。
お兄さんが『と』
弟が『え』と覚えたりしましたねー。
以上のように
十干というのは10種類あります。
専門的には『天干』と呼びます。
これに辰年とか丑年とか？
今年は亥年ですが・・いわゆる１２種類の一般には
『えと』と呼ばれるものを
使います。
専門的にはこれを「地支」と言います。
これを組み合わせて60個の干支となり暦ができています。
今年は己亥の年となります。
60年に一度また同じ干支が回ってくるので
還暦・・かんれきと言って（暦に還る）
昔はお祝いをしたものです。
10個の干と12個のエト・・
同じ東洋占術の算命学では
この2つ余ったところが欠けているとみて
天中殺の時期と読みますが・・それはまた後日。。
特に五行についてもわかりにくい場合は
すぐに理解できなくても大丈夫です。
紫微斗数は暦を使って星を出して行くので
年干支と言う、
五行からくる『干』・・天干。
十二支の・・『支』・・地支。
これが組み合わさったものが60干支で暦で
その年の干支は何かなー？と探すということですね。
月、についても暦で探します。
紫微斗数で使うのは
年・月・時間
これを暦を使って調べていき
それぞれの干支から星出しをして・・
宮を埋めていきます。
時間には『丑三つ時』
とか言うように・・えとの分類がされています。
学び始めた頃は
時間のわからない方は占えなかったですが
最近はホラリー的な占い・・卜占のようにいらした時間で
見ることもあります。
あるいは時間が不明な場合も
２時間おきの区分なので近い命盤を2枚くらい出しての判断に
なることもあります。
五行についてはまたおって
書いていきたいと思います。
今日もお読みいただきありがとうございます。
愛と感謝を込めて
真里華でした。
